〈できたよ、ちゃんと筋がとれてないかも。これから食べます渋皮煮^_^〉
一昨日、3ヶ月ぶりの通院日。
病院までの長い電車中に
私はまたちょっとしたおもしろい出会いをした。
よくあるんだ、不思議だなぁ^_^
途中駅から乗り込んで来た40代後半?か、50過ぎくらいの
髪を後ろで一つに束ねた女性が
私のひとつ横に座るなり、マスク越しに
私に体を傾けて話しかけてきた。
びっくりしたよ。
「環状線は大阪で乗り換えですねぇ」
「ええそうです」
から始まって、延々20分?くらい
大阪までずっと話しつづけた。
続いたのは
私も話にノリノリだったからかなぁ。
素朴で実直そうな、どこか無防備な感じのする人だった。丸い小さな穴?がいっぱいあいた変わったピンクのマスクを着けていた。
彼女は自分の息子のことをたくさんたくさん話したかったみたいだ。生まれつき脚に障害があってずっと装具をつけて育ってきた息子さん。一人っ子で今大学受験を控えているとか。どこを受験しようか、一人暮らしは大丈夫か、就職できても職場で掃除とかできるだろうか・・・
甘やかしてきたから、挨拶くらいしか教えてない・・・じいちゃんばあちゃんも心配してる・・・
私は彼女との話の中に、
これまで私が過ごしてきたいろいろな物事が
あちこちで重なり絡まりしているのが
とても不思議で
誰かが"この時間"を用意していたみたいに感じて
彼女が降りた後も
不思議な空気に包まれていたんだよ。