初々しい緑のふきでる春の日に
姉きみたんの夫、もの静かで優しいSお義兄さんは逝きました。
長い闘病、介護を受ける生活、怪我の手術、
人生の後半に、辛いことがたくさんおこったSお義兄さん。
昨日、きみたんとS義兄さんの、家族と兄弟姉妹、姪だけが集い、小さなお別れの会がありました。
無宗教で、お坊さんも来ない、新しい形の会でしたが、
S兄さんのご遺体を両側から囲み、彼のことを語り合う、心こもる想いに充ちるお別れの会でした。
お父さん子だったHちゃんの様子も、哀しさ辛さを奥に閉じ込めた様子のきみたんの姿も・・・
S兄さんに顔を近づけ彼に語りかける家族3人の言葉もしぐさも・・・私の心は震えて・・・
なん年か前、私とオットクンがこの時期
武庫川沿いの満開の桜🌸を見に行き、ぶらぶら歩いている時、自転車に乗って花見に1人で来ていたS兄さんと偶然出逢い、すごく嬉しかったことを思い出しました。
お別れの会が済んで、家でゆっくりした後、4時頃からオットクンと2人でまだたっぷりと花を咲かせているご近所桜🌸をまた見に出かけました。
風に吹かれてひらひらり、ひらひらと、花吹雪が目の前にひろがり
S兄さんのことを想いました。