布作家でもある友だち"風さん"が、ネットで作品のいくつかを見せてくれた。
彼女の創作の熱量と、作品からたちこめる繊細な気品にうたれた。
長く一緒に続けてきた読書会を、体不調のためやめて、三年が過ぎた。
読書会はいつも彼女の家で、月一回開かれ、
その度に彼女の手料理をいただいてきた。
メンバーみんな、それぞれ千円分くらいのおかずや飲み物を(買ったり、手作りして)持ち寄るのだけど、
独創的な、またあったか家庭料理という彼女の工夫されたお料理は、私たち読者会メンバーが何より喜び、楽しみにしてきたものだった。
料理だけじゃなかった^_^
風さんの家に入ると、毎回彼女の手作り布作品が、新作タペストリーや季節がわりの愛くるしい人形が、迎えてくれた。
今彼女は"逆発想"ということを考えて創作しているんだと言う。
こんなのを作ろうと材料を探して見つけ作る
と、いうやり方でなく、
まず、(たくさんもらった帯の生地)材料から、作品を考えて創作していくんだって!
ふうん、そのやり方って、
無意識のうちに出来上がっているかもしれない自分のやり方の殻から、くいっと引っ張り出してくれて、
ぴょんと、違う次元に持っていってくれる素敵な装置かも。
と思った。
私の紙芝居だって、Yちゃんのちっちゃなつぶやきや、彼が愉しんでささっと描いたラクガキみたいな絵が、私をはっとさせ、意外な(自分では全く考えもしなかったところに)
連れ出してくれたりするもんなあ。
風さんに刺激受けた!
前前作の紙芝居"ぬう、たいへん"をなんとかしたいと思っていたから、
何日か前から下絵を描き、色を置き、
今日、1枚追加の絵を描きあげた。
^_^、嬉しい!