昨夜テレビニュースで。
みずからの被爆体験を、今年から"語り始められた"一人の90才を超える女性のことが報じられていました。
16才の時、爆心地から1.5キロの自宅で被爆し、その後ずうっと、昨年まで
自分か被爆者だということを隠して生きてきたということです。
たくさんの友だちが死んでしまった。また亡くなったいとこを自宅の庭で焼いた、その時いとこの体が動いたんです・・・
「思いだすともう辛すぎて、ずうっと心の中に
抑え込んで、抑えこんで、抑え込んで生きてきました」
彼女が話そうと今年決心されたのは、パーキンソン病だと医師から告げられ、余命がもうわずかだと知ったからだそうです。
・・・
彼女がマスクをつけ、ある高校に出向き、
放送室?から、教室の生徒さんたちに語りかけている様子が映し出されました。食い入るようにその画面を見る生徒さんたち。
その姿に
もう8月6日の8時15分を
朝から忘れている自分に
気づかされました。