はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

京都からこの町へ「絵本」を読みに

nojimoe2015-11-10

緩和ケアの病院に入院中のHさんから電話がかかってきた。
この町でいっしょに子どもたちに絵本の読み聞かせ活動をしてきた仲間のHさんだ。入院してから二週間すぎた。
私たちのグループの唯一の男性メンバーで、とても暖かい素朴な読み聞かせをする人だ。前週は体調が悪くてこの町に帰ってくることができなかった。
今度こそ帰って一冊読みたいと思っていますと彼は話す。その日京都からこの町まで友人に送り迎えをしてもらうと言う。「絵本」を介して小さな子どもたちと過ごす数分間を熱く語るHさん。
なんだか凄い。その日お天気がよく、彼の体調がずっとよいようにと思わずにおれない。<写真・・・樹齢400年の樫の大木(吉井川沿いの急斜面で自生)>