はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

不思議な偶然

nojimoe2016-04-23

図書館に本を返しに行った時、館内アナウンスがあった。
子ども読書の日のイベントが今から◯◯室で催されるから、どうぞ参加をと呼びかけていた。
さっき、図書館の玄関前でたまたまそこにおられた館長さんに、
よかったらイベントに来てくださいと誘われたところだった。
オットクンを待たせていたし、時間がないしで、参加しないつもりだったけれど、アナウンスを聞いた時、ちょっとだけ見に行こうかと◯◯室に上がって行った。


イベントには20組ほどの親子が集まってきていて、若いお母さんたちが赤ちゃんや2才〜4才くらいの幼い子たちとわやわやと愉しそうに会の始まりを待っていた。


手作り紙芝居の実演や大型絵本の読み聞かせなどが予定されていた。
館長さんの挨拶の後、
まず紙芝居が始まった。
その演者の男の人は私と同じくらいの年齢で、優しそうな顔つきのやや小柄な半分白髪の方だったが、彼を紹介する館長さんの話を聞いてびっくりしてしまった。
その彼の名前が、わたしが(どんな人なんだろう、どんな紙芝居なんだろう、一度彼の紙芝居をみてみたいな)と思っていた人の名前だったからだ。
紙芝居コンクールで(今年私も思い切って応募してみたばかりだ)彼は3年前地域の民話を元にした手作りの紙芝居で優秀賞を受賞していた。ネットでそれを知って同じ街にそんな人がいるのかと興味がわいていた。


偶然図書館でその時間ぴったりに私が居合わせ、イベントの中味も知らずにたまたま立ち寄り、その彼が当の紙芝居作品を演じるところに出くわした。
紙芝居の演じ方も、紙芝居自身もなかなかおもしろかったんだけど、
その偶然性に、驚いてしまうよ。
もしかして、会うべくして会った!とか。
ははははは。


紙芝居だけみてイベントをすり抜け、あたふた次の読み聞かせの絵本さがしをして、帰ってきた。