はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

ちっちゃい子はどんどん変わる

ごちそう「食べ放題!」どうぞ

Yちゃん(3才)が4か月ぶりくらいに、二泊三日のじじばば家へのお泊りに今回も一人でやってきた。


庭のサザンカの花やアジサイ、モミジ、南天などなどの紅葉した葉っぱが、お皿になり卵になり、ご飯やほうれんそうになりして、「オムライス定食」や「食べ放題!」メニューになって玄関に3人分ずらりと並ぶ。
公園にびっしりふんわりと散り敷く斜面のモミジ葉はYちゃんの両手に掬われパワアーッと空に舞い、モミジふぶきになってしばらくの間歓声とともに吹き荒れる。
有馬富士公園のよく滑る柔らかな白い丘では、いきなり見たこともないYちゃんヒーローが丘の上に現れ、側転や横っ跳びで変身をくりかえし力強くかっこいいポーズをつぎつぎと決める。じじばばは初めて見るYちゃんのなりきりぶりに唖然とする。


たった4カ月会わなかっただけでもその間にちっちゃい子どもはぐんぐんと目にもとまらぬ速さで何かを吸収獲得していくんだなあ。
人っていうのはほんとうにすごいと思う。


Yちゃんが帰っていった後洗面所の鏡でふと自分の顔を見たとき、
わたしの人相が変わっていた。
あらっ?善人みたいな顔つき。
年も5才から10才ほど若くなっている。
ふしぎなもんだね。
またすぐ戻るかな。