小さいＹちゃん、5才の夏休みにひとりでニコニコと、じじばばのうちにやってきた。虫取り網かついでさっそうと。
虫とりの一日目、クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミをGET！
続いてイナゴ、バッタもじじといっしよに捕まえた。じじの目はすごい。博物館までの二百メートルほどの道沿いを歩きながら道路脇の木にセミを次々見つけて網でさっと、つかまえる。
セミたちには黄色いスイカをあげた。
バッタたちにはシソをあげた。
セミたちは命が短い。一日仲良くして次の日、放してあげたら、勢いよく元気に野にとんでいった。よかった。
バッタさんたちはシソをいれた虫かごでびょんぴょんとびはねている。これは飼えそうだ。
博物館前の芝生広場ではトンボをずっと追いかけていた。
有馬富士公園ではキリギリス、くつわむし、コオロギに興奮。Ｙちゃんの虫の季節だ。
もうひとつはロボットの季節。ずっと集めていた化粧品の箱、トイレットペーパーの芯、セロテーブ、ハサミ、のり、折り紙、ひも。それを使って工作三昧。何ができるか見ていると、ロボットが3体できあがってきた。ロボットはＹちゃんと物語の真っ只中にはいりこんでいく。空想の広がりはみごとなもんだなあ。
絵本「ターちゃんとペリカン」を読んであげたら、絵本を作るといいだした。絵本の絵をじいっと睨むようにして形を掴み、ばばも協力して８ページにわたる手作り絵本ができた。
おもしろくて、愉快で、いそがしくて、大騒ぎの四日間が過ぎて行った。
また遊ぼうな！Ｙちゃん♪
