はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

声が大きいのか

さわやかシュウメイギク

旅行のお土産ほんの少しだけど、いっぱいお世話になっている兄夫婦に持っていかなくちゃあ〜と二人でふるさとの田舎に向かう。
実家につくと、あらっ?なんだか庭がどこかすっきりとしているな!
そうか、兄が庭木たちを少し背を低くさせてきれいに剪定をしていたからだった。
秋の庭でキラキラしていたのは、白いシュウメイギク
おっとり地味にマイペースさを魅せ付けてくれたのはつぶつぶ地味ピンクのホトトギス
ひととき庭でぼうっと立って、小さいころの庭の様子などを想っていると、
シュウメイギクのところに白い蝶がひらひらとやってきているのが見えた。
あっ、あれって母かもしれないなんてふと思った。
すると父は?
そうだな、今ホトトギスの花にやってきて、次々と花を変えて頭をつっこんでいるこのお尻の薄黄色いおおきなミツバチ?が父だよ(^v^)。
わたしはうんうんと自分で納得している。


裏庭に4人でたち、目の前に見える山や、畑のはなしなどしていると、
隣りの家の奥さんが、
「(わたしの)声が聞こえたから〜(^v^)」と
手にポリの袋を提げてわたしたちのところまでやってこられた。
たくさんのくぼ柿と黄色いでこぼこした小さなかぼちゃが袋に入っている。
「よかったらこれ食べてえな」
と言って渡してくださる。なんとありがたいこと!
それにしても隣りにまで響いてたんだ、わたしの声。
わたしの声は甲高くてよく通るしだいたいが普通より大きい声なんだ( 一一)


兄夫婦から今日も、畑からの直接新鮮な野菜や里芋など採りたて掘りたてをいっぱいもらう。感謝しきれないよ。


耳がうまく聞こえないお義姉さんに、兄が新しい持ち運びのできる「電子?筆談器」を買っていて、わたしたちに見せてくれた。これを使ってバスの中など知り合いの人と会ったときにちゃんと筆談で話せたとお義姉さんがうれしそうに話してくれた。
また、お義姉さんが筆談などを使って親しく話ができるようになっている人が少しずつ増えていることを聞いて、すごくうれしくなった。


田舎から帰るとき、いつも何かに満たされている気持ちがする。
かけがえのない何か。