はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

父のことを想う

いったん木綿さんの滑り台

水木しげるさんといえばわたしにとって、戦争漫画を読んだ衝撃を忘れられない。
その体験を描く漫画を読んだ後、またげげげの女房を観たあとの、
水木漫画はこれまでと違う迫力と説得力と増していく不思議さおもしろさがある。


そして父のことを想う。
父は満州事変後中国に行っているし、
いったん帰って、
また中国での激しさを増す戦争にも行っている。
途中、病気になり帰還しているが。


NHKのテレビ戦争証言集を観た。
もう目がはなせなかった。
父が重なって胸がつらくなった。
12月8日は忘れられない日だが、
父は戦後何年かのち、
12月9日に亡くなった。
わたしに「しっかり思いを新たにして、生きよ」と、
水木さんも、父も、春樹さんも、大江さんも、
言ってるんだ。