はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

父と祖母の33回忌に、歴史を見つけた!

nojimoe2015-11-30

昨日、兄姉夫婦と従姉夫婦など11人が集まって、ふるさとの田舎の家で父と祖母の33回忌法要が行われた。お寺にも行き、お墓にお参りし、その後近くの料理屋で一緒に膳を囲み、また田舎家に帰ってきた。
話し好きの姉たちやいとこがいっぱいいるので、お坊さんのお経とお話を聞いている時以外は、どの場所に移動しても、ワイワイと賑やかなことである。
次々と父や祖母の思い出話しがわらわらと出てくるわ、それぞれの近況が、またお決まりの自身の病気話しやらが次から次へと絶え間なく語られるわで。
しまいには大阪のお義兄さんが、限りなく続いていく大阪の「なんたら音頭?」を朗々と唄いあげ始め、東京から来ている従姉が、「あ、よいしょ!」と立って手拍子をとりだし、祭りのような賑やかな騒ぎになっていった😄
そんな最中に、兄がわたしに冗談っぽくうやうやしい格好で差し出してくれたのが、古い長細い木箱にしまわれていたわたしたちの家の「家系図」の巻物だった。父がまだうんと若い時に(わたしが九才のときだ!)過去帳などの資料を調べ尽くして、端正な文字で中興初代から15代にわたり続いていく私家の系譜を一枚の長い紙に書きおこしたものだ。
ずっと前に見せてもらったことがあって、最近興味が再燃し、兄に家系図を見せてと頼んでいたんだ。それを兄が覚えていて、何処からか見つけ出して、父の33回忌の日にわたしに差し出してくれたんだ!!
そして、とっても驚いた。家系図のはじまり中興初代のご先祖「孝兵衛」さんは、承応2年(1653年)の没。徳川4代将軍家綱の時代だから、孝兵衛さんの生まれたのは江戸初期のころということになる。
命の続いていくさま、時代の移っていくさま、この一枚の家系図に、あまりにもさまざまな人間の不思議な存在のさまがあふれていて、わたしはさわぎながら、家系図を携帯のビデオにうつしていったんだよ。
わっ山田大助の一揆の時代はこの人が生きていたんだ・・・
興奮しすぎてうまくビデオにとれそうにない。
途中で、オットクンが丁寧にビデオに撮ってくれていた。
ふむむむむむ、これからゆっくり調べて行きたいな〜。
おとうちゃ〜ん!!ありがとう〜!!

<写真・・・寺の裏側に茂るタラヨウの大木>