はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

買い物ついでの遠回り散歩

丸ごとの秋

いつもの買い物の帰り、自宅近くの自然公園に寄ってみた。
前に来たのは先月25日だから、もう20日もたっている。
まだ緑っぽかったモミジたちがきらきらと紅葉して、見事なオータムリーフのグラデーションを魅せてくれた。
濃いめの緑から黄緑、黄色、オレンジ、赤へ(そんな簡単にはあの色を表せないけど)。それが重なり合って歌ってるみたいだ。
小さな赤茶けた流れも、そのまわりに枯れながらさわさわと立つ草たちも
とても調和して魅力的な世界を作り上げていて見惚れたよ。
トウカエデやアメリカフウははや葉を散らし始めていて、はだかの枝を自信ありげに掲げて、冬だって、いつ来たってかまわないよ♪という風情だった。
帰って歩数を携帯で見てみると、8000歩近く歩いていた。
これはいいな、見惚れながら歩いて、知らない間に歩数が伸びていて、疲れた気がしない。


次回読書会の課題図書は「想像ラジオ」ずっと前に読んでいたけど、2回目じっくり読んで、何かが前以上に、どっしり心に残った。わたしはこの本を読みながら、わたしの亡くなった父や、早逝した親友のヤマナさんを思っていた。作者の(あの震災をわたしはどうとらえたらよいのかという)強烈な投げかけ、想いがドカンとストレートに伝わってきた。