昨日足を少し伸ばして、駅前の本屋さんで
読みたかった本を買った。
少しくらい体調が悪くても
本を手にしたら
なんだか元気が湧いてきそうで。
そして実際、８作ある短篇集のうちの２作を
その日の夜に
吸い込まれるように読んだ。
1作目から
ううんとうなってしまうような
すごい衝撃で。
幸運に恵まれれば
自分の中に残ってくれる
"言葉という身体"の形が
その姿が
ふっと自分の頭の中で
柔らかく、愛おしく立ち現れてきて。
２作目は、
１作目の余熱を少し冷やして
しばらくしてから
読んだ。
不思議な話だった。
また、忘れられない言葉が現れて。
その言葉を、
時代を越えても
反芻している"ぼく"
に、
共鳴して、
考えている。
こういうことじゃないだろうかと
考えている。
この前読んだ内田センセの言葉が
重なってきて。
寝る前だった。
すごく満ち足りた気持ちが
身体を覆っていて
穏やかな眠りがすぐにやってきたようだった。
それに、
その夜
夢を見たんだ！
本の作者が出てきた！
私は彼の講演みたいな席にいたけど
ずっと身近にいて、会話もしたようだった。
オットクンもYちゃんも出てくる
不思議な^_^
おもしろい展開だった！
