はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

季節の贈り物♪

とりわけ美人の菊さんです

兄が、重い大きな袋を提げて今朝うちに来てくれた。
わあ〜、たくさんの葉っぱつき大根やかぶたち、それにりっぱな白菜!
美味しい「季節」が、ごろんごろんと、
‟にいちゃんといっしょに”やってきた。
うれしいなあ。
いつもほんとうにありがとう!
すぐに洗って、大根とかぶの葉っぱは別に洗い上げておく。
これ、お漬物にもしたいなあ。
お昼には大根の葉っぱを使って、
(さっとゆがいて、さっと炒めて)
ほかの具もちゃちゃといれて、
わたし流のばらずしを作って食べた。
緑が新鮮、きれい、おいしい!
にいちゃんお義姉さん、ありがとう、幸せなお昼ご飯♪


昨日、もう一度読んでみたいなと、
春樹さんの「色彩を持たない多崎つくる・・・」を読み始めた。
発売後すぐに買って読んで、いろんなことを感じたんだけど。
読書会仲間のAさんが最近それを読んで話していたことがこころに残っていて、
もう一度読めば何か、別の大切なことに気付くかもしれないと思ったのだ。
そしてそれはたしかにそうなったみたいだ。
つくるが、突然親友だった4人の仲間から、わけもわからず突き放される、
そのあとのつくるのこころのなかのありさまを読んでいて、
その哀しさがわたしのからだの中につうーんとやってきて、
それにとりかこまれてしまった。
なみだがわきだしてとまらなかった。


わたしはこれまで仲間と思っていた人からそんなしうちを受けたことはないし、前に読んだ時も、それをこんなふうに感じることはなかった。
つくるがその空洞をかかえたまま、
その空洞に別の何かをあらたに埋めていく。
それはどういうかんじがするものなのか。
この本にはまだまだわたしが気づいていないことが
たくさん眠っているんだなと強く思った。
まだ五分の一くらいしか読んでない。

<写真・・・英語サークル仲間のJさんにもらった菊さんたち・・たくさんもらって、家じゅうあちこちに咲いていてくれる>