先日、４ケ月に一回の歯科定期検診があった。よく指導してもらって、日頃の歯の手入れの仕方もＯＫがでて気分良好。歯の状態をたしかめる手順が、てきぱきおこなわれているとき、わたしは目をつむってほとんど寝かけていた。一瞬のチクッとするいたみに、まどろみから急覚醒して、わたしは反射的に眼をぱちっと大きく開けた。のんびり眠るように検診を受けていたわたしは、自分のびっくり顔が想像できて笑いをこらえきれなくなり、検査中なのにけらけらと笑いが出てきてしまった。
すると歯科の先生もよほどおもしろい顔をみてしまったのだろう。わたしといっしょになってふふふふ、ふふふふと笑い出されて、検査続行が不可能になってしまった。笑いが収まるまで二人でグスグス笑いをはきだした。それからまじめな顔をして続きの検診を受けた。笑いを押し殺すのに苦労が要った。
検診後は落語会の後みたいにすっきりしていた。
今日、わたしが大阪の病院まで時間をかけて行って、帰ってきた。その時Yちゃんがわたしにこういった。
「お医者さんで笑ったの？」
歯科検診で大笑いをしたというわたしの話を聞いて、４才のＹちゃんは、わたしが医者に行くと笑い出すという考え方を得たみたいだった。愉快だった。
検査の結果、血管の状態は昨年とほぼ変わりなしということでとても元気がわいた。
＜写真・・・青紫蘇が大好きなバッタくん＞
