予報通り、起きたらたっぷりと雪！
少し重そうな雪だったから、一昨年のように雪だるまをこさえるのはやめた。
オットクンは自治会役員として最後の追い込みの時期。
雪の中昼ご飯も食べずに地域の会合準備などに出かけて行った。
わたしはおでんをグツグツ煮る。
やっと会合から帰って来たオットクン。頼んでいた卵とお肉もちゃんと買っていた。
あれ、もう四時半になる。遅い昼ご飯を夜兼用に食べようと言うと、
ちょっと雪かきをして来るわと言う。
服も着替えず、玄関まわりや階段など鍬？ふりあげてゴリゴリガリガリやっている。重い雪や、明日の朝屋根から落ちてくる雪から植物たちを守ろうとしているようで、なかなか家に入って来ない。
やっと入って来てから
「あつい、あつい」と赤い顔で言った。
結局おでんを食べたのはいつもの夕食時間だった。
「今日は元気そうだから、残っていたワインを飲もう」
と言うから、
「寒いのに昼ご飯も食べないで、いっぱい外仕事して、元気なんだね？！」
と言うと
「ちがう、自分（わたしのこと）が元気そうだからや」
と言う。
はじめ意味がわからなかった。あとで気づいた。
冬によく調子がくずれるわたしが今日は元気そうだから、（車で医者に駆け込むようなことはないだろうから）ワインOKということだ。
なんだかびっくりして、むねがドキとした。
