はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

三才の「はば」

Yちゃんが三日前、2泊三日でじじばばの家に一人でやってきた。
寝る前に、(図書館から借りてきた)「絵本」タイム。
きのうじじが寝る前に読んであげた絵本の中で、
今日は、もう気に入ったのとそうじゃないのがある。
気に入ったのは、あかちゃんっぽい「ゆきのひのうさこちゃん」、
「ももんちゃんのっしのっし」は、さぼてんさんがうしさんに乗ってくるところを何度も笑ってチクリチクリと言って喜んでる。
大好きな車の本「はたらくじどうしゃ」はむっくり起き上がってきてしまうから寝る前には向かない。
一番、もう一度読んでほしがったのは「三びきのやぎのがらがらどん
真剣な表情で、細部までしっかり絵を見て、トロル(怪物)がどこにいるかさがしている。マーシャ・ブラウンの力強い筆致はさすがだ!Yちゃんの気持ちにピタッとはまったみたいだった。
最後にわたしの持ってる絵本からYちゃんが「急行“北極号”」を選び出した。
オールズバーグの絵本で、クリスマスイブに、ある男の子の体験した不思議な出来事を、謎めいたすばらしい画面の連続で、みごとに描き出している。
Yちゃんはどう感じたんだろう?とても引き込まれた様子だったけど、わからない。

それにしても3才という子どもの「はば」に驚かされる。
赤ちゃん絵本からしぶすぎる深い絵本まで、
やはり絵本の世界というのは、
ただごとではないんだな。