はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

絵本の立ち読み

nojimoe2016-04-05

昨日からパパとYちゃんが遊びにきている。
書店に寄って、進級するYちゃんに何か好きな本をプレゼントしょうと選んでいると、
さっきまで本棚の間をおにごっこのように歩きまわっていたYちゃんが、じっと一冊の絵本に夢中になって立ち読みしている。
何なに?と見にいくと、
「この本がいい」と言う。
“いわいとしお”さん作「うみの100かいだてのいえ」
縦開きのマンガっぽい細かいイラスト?満載の不思議な絵本だった。ストーリーもちゃんとあって、なかなかこっている。
へ〜ぇ、こんなのあるんだ!
その日寝る前にYちゃんといっしょにその本を読んだ。
と言うより、愉しんだ。本のすみずみまでおもしろい発見があって、Yちゃんは一ページごとに吸い寄せられるように見入っては声をあげる。一回読んで、もう一度読も!と言う。それからもまた一人で読んでいた。
翌日の寝る前も他の本を読んだ後でまた「一緒に読も!」とそれを楽しんだあと、気持ちよく寝入った。

絵本といえばもうひとつ。
私が家にあった絵本のいくつかをそこらへんに出しておいたら、
「これ、おもしろそう」
とYちゃんが一冊手にとって声に出して読み始めた。
「ぼくはイスです」という“長新太“さんの風変わりな絵本。
一度何かにすわりたくなったイスが、つくえにすわったり、山にすわったりしにいき、とんでもないめにあうけったいな本。
私は洗濯物をたたみながら、耳をすませてYちゃんの語りを聞き、ゲラゲラ笑ったよ。

いまどきの子ってこんなのかな?