はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

兄の創作民話

nojimoe2012-07-02

兄、姉とわたしで人形劇のミニ公演をいつもの老人福祉施設でやった後、3人でうどんを食べながら兄が作った「創作民話」を2作、読ませてもらった。
兄が作った話の一つ目は、地元の田舎に伝わる民話“飛んだ観音様”の続き話にあたるもので、実際にそこに住み続けている兄の生活実感と体験とが、おっとりとうまく民話にくるまれて表わされていて、とてもおもしろかった。
もうひとつは、田舎の兄の家から見える「天狗山」について、なんで天狗と言う名前がそのぽっこりとふくらんだ、わたしたち兄妹が慣れ親しんだ田舎の山に付いたのか、その由来を民話にしたものだ。それもあっさりとした筋書きの中に、村の人のおおらかさや天狗の豪快だけどもほんわかとした人柄の味わいがよく出ていて、おもしろいなあと思った。

姉のキミタンは棒使い人形の「織姫」「ひこぼし」を見事に作っていて、全く驚かされた。60センチほどの大作だ。キミタンは身体の具合がよくないというからとても心配。家事でもなんでも手を抜かない、というより、手を抜けない性分だから、心配でたまらない。

二人ともよくやるもんだなあ。