はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

検査をうけて

雨の中の百合

自宅から2時間半ぐらいの大病院で、超音波の末梢血流検査というのを受けた。鎖骨周辺の胸部血流をじっくりとみてくれた。
この病院は血液検査もその日診察前に採血して、その後しばらくしてから診察の際にもうその結果がでてくる。
設備が整った、手際のよい流れがある。
わたしはめぐまれているなと思う。
行き帰りの電車の中で、井上ひさしさんの遺作となった「一週間」というぶ厚い本を読んだ。厚さ5センチほどもある。ずっしりと重たい本をもってきたもんだ。途中持ち上げるのが重くて、何度か休み休み読んだ。すぐにシベリアの極寒の世界が、その捕虜収容所の登場人物たちが、わたしのなかに浮かび上がってきた。