大好きな姉きみたん(私より五才年上、同じ町に住んでる)に、久しぶりに電話した。
なんだか声が聞きたかった。
きみたんもあまり体の調子がいいとは言えない。
数年前は、田舎の兄ときみたんと私とで、
紙芝居やミニ人形劇をしに、いくつかの施設に行ったことがある。
三人とも、それぞれ年を重ね、それぞれありがたくない病気持ち。
最近きみたんに会ってなかったから、元気かなぁと心配してた。
やっぱり、きみたん‼
どっこい、きみたん‼
体調ガタガタながら、
新作紙芝居作りにがっぷり四つに取り組んでいた。
脚本は、兄作の創作民話だ。
兄はいくつかふるさとを題材に、民話を書いている。
その中の一つ"天狗山の三郎坊"というお話しを私が紙芝居にしたけど、自分ではあまり満足な出来ではなかった。
でもきみたんならっ！って
思っちゃうよ〜！
出来上がったら、兄が地域のクリスマス会で、
地元の人たちに演じてたのしんでもらうんだって。
電話から流れてくるきみたんの面白さ、パワー、
カラフルなあったかさ！
私は昔から、きみたんに憧れ、きみたんには敵わない！
凄いわ〜、きみたん！
