でも、お客さんはオミクロンのこともあって、予約してたのは1組、1才と2才の女の子の姉妹とお母さん。
サークル代表Tさんはいつも、"観てくれる人が一人でも、一生懸命にやる"と言ってたな!
他に中年の背広姿の男性が来ていて
その日一緒に口演する代表Tさんに、どなたですか?と聞くと
〇〇新聞の人だった。
その人はTさんの取材に来ていたんだよ。
Tさんは"なんだろな"という影絵クイズ^_^の紙芝居。
お客さんはとても小さな子たちで
いつものお客さんみたいにクイズの答えを口にぱっと出したりしない。おかあさんにくっついて何か言おうとしてるが^_^
そこら辺をTさんは長年の勘で、とても自然な流れに持っていって、2人のお客さんを惹きつけていく。
すごいな。
私は用意していた紙芝居は難しすぎると判断して、
小さい子向けの"ぬうとあそんだよ"をやった。
前日念の為にそれも練習していてよかった。
小さい方の子はハイハイして歩きまわっていたけど^_^途中から"きゅっ"とこちらに集中してくれて
とても嬉しかった!
声が上ずっていたけど、最後あたりに冷静になれた♪
お姉ちゃんとは大きい拍子木と小さな拍子木で
はじまりとおわりにチャンチャンチャンと合奏した(^o^)💖
後の取材はとても入念で、長くかかっていた。
Tさんは 4・50年も使ってきた手作りの紙芝居舞台やその構造、引き出しの中身など聞かれるままに丁寧に答えて、
おまけにその人に型抜きのお菓子を食べさせたり、おまけのカードを引かせたり(私にも^_^)していた。
その様子を見ながら、
ひとつのことを愛情を込めてやり続けてきた人の心の奥行きを
私はじわりと感じ続けていた。