はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

風のミュージアム

nojimoe2015-09-22

昨日、二人で有馬富士公園内にある「風のミュージアム」にふらりと出かけた。三田市在住の彫刻家新宮晋さん作の風で動く彫刻が野外に展示してあるところ、いろんな人から話には聞いていた。どんなところかな?
朝からおにぎりお弁当をせっせと作って、おいしいおかずやお茶や果物も準備して♪
自宅から車で10分、里山にすっぽりと囲まれた広大な緑の草地の一角にそれはあった。広場には大きな白い里山風車が悠然と緑の中に立って私たちを迎えてくれた。若い人たちが広〜い草地のあちこちにテントを張って、バトミントンやフリスビーなど子どもたちと一緒に楽しんでいる。赤ちゃんやおばあちゃんの姿もテントの内外にちらほら。

広場を少し降りていくと、小さな池があって、白い大きなとんぼ?シラサギ?が二人ずつ?優雅に風に舞っていた。ふぁう〜!すてき〜と池のそばにしゃがみこんだ。風がやさしく吹くとやさしく踊り、少し強く吹くとふわりと身をひるがえして踊った。そこへ本物の赤とんぼがやってきてつんつんと池の水にしっぽをつけて卵をうもうとし、また別の赤とんぼが二匹追っかけあいをしていた、たぶん、恋の季節
池の上方、段々になった石垣の上にはヒガンバナが一列に咲き並んでいた。
高台には風で動く12の彫刻が点在している。
お弁当を広げたそばにはコウノトリのような大きな鳥がとんでいたと思うとそれがすうっと白鳥になったり、見知らぬ生き物に変わったりして、見とれてしまう。
ああ、あそこでは馬が駆けていると思うと、それがしなやかなバレリーナになってクルクルと舞った。もこもこした大きな花びらが揺れていたり、ドラえもんみたいな愉快な振り子が揺れていたりして飽きなかった。
見惚れていると、あっちの山からトンビがゆるゆるとこちらに向かって飛んできた。トンビは彫刻って思っているのか、思っていないのか、風に揺れてやさしく動く不思議な生き物たちに混じりこむように作品の上をくるうりくるうりと舞い続けて、また遠くのほうへ去っていった。
めっちゃおもしろいところをみたなあ〜♪
寝転んでいたオットクンが起きだし、もういいかげん帰ろうとせかされて帰ってきたけど、もっと見ていたかったよ〜。
ばおばぶ読書会の人たちとか、また誰かといっしょにいってみたいな!