はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

前のめりかあ

かっこいい友だち

町に住んでる息子に電話で話した。
今の自分に対して、ちょこっと愚痴が出ちゃった。
すると息子がこういった。
「おかあさん、死ぬまでつっぱしらな〜。」
と。また「死ぬときも“前のめりに”って龍馬が言ってるで」とかいう。
そんな言葉全然知らないけど、わたしにハッパをかけていてくれるんだろう。
わたしは電話を聞きながら、
「そうだよなあ、つっぱしっていかないとなあ」
と応えた。ちょこっと元気がでてきたみたいだ。
「死ぬまでつっぱしらな〜」
電話を切ってもその言葉がついてきた。突っ走るっておおげさだけど、まあ、もうちょっとなんとかしないとね。

そしてずっと作ろうと思っていた山奈さん人形の顔の部分を紙粘土で作り始めた。
唇が分厚く眼が大きいやさしい顔をした山奈さん、
そう思いながら、何度も口の所を作り替え作り替えして、まあこれぐらいでいいだろうかという形ができた。口のところが少し似てきて「山奈さん」って話しかけながら粘土の微調整をした。
できあがったのを乾かすためそばに置いていた。
まだ紙粘土だけの白い顔なので、夜ふと見ると気配があってドキッとした。そこに山奈さんのこころが生きているようで、なんだか怖い感じがしてくる。
これに、よりうまく心が作り込められたらいいなあ。山奈さんの暖かさがうまく表せたらいいなあ。明日は色を塗って眼や口、髪の毛など作っていこう。