はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

寒さにさらされながら

毎日ぬくぬくと暮らしていたんだ。
今日、こうして長い時間をかけて通院して、
電車やバスの待ち時間にひたひた肌に切り込んでくる寒さにさらされていると、
それがわかる。


「ねじまき鳥・・・」の再読は驚くことばかり・・。
わたしはこの本をほんとうに一度読んだのかと思うくらい
新しいその深みに気づく。
間宮中尉の言葉や、
クミコの言葉を小さなノートに書きだす。
自分に響いてくる本は、
自分を少しずつ変えていってると思う。
前にこの本を読んで、
わたしに大きく響いてきたものがなんだったのかが今
わかるし、それによってわたしが自分を変えようとしたこともわかる。
再読してまた違うところから自分に響いてくるものや、
前に感じたことにもう一回スポットをあてなおすことができる。
どくどくと感情を揺さぶられながら・・・。