はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

折り紙でイブか

やんちゃなYちゃんが暮れに遊びにくるらしい。
外に出られないほど寒い日になるらしいから、家の中で何かおもしろいことしよう。
折り紙なんてどうだろ?って思って
「たしか折り紙の本あったはずだ?」と、がさごそ捜し回ってやっと見つけた。
前にクラスの子どもたちとこんなのをいろいろ作ったよなあ!
と思いながら、ちょっといくつか作ってみた!
かえる、これはすご〜いリアルにできたよ。
弾みがついた。もっとやってみよ!
うさぎ、カラス、ゆうれい(これが傑作(^−^)!)
はばたく鳥、口を開けるキツネ、なかなかおもしろいよ。
作っているうちに
昔担任した、一年生だった楽しい子たちを思い出した。
こんなのもできたよ、ほら見て、見てと代り番こに誇らしげに
全くすごいいろいろな、見たこともないような折り紙の作品を
わたしに勢い込んで見せに集まってきた子たち。

そうだ新聞紙でも遊べるな。
紙でっぽうやいろんな帽子も作りたいな。
小さな子どもが遊ぶようなことは、いつでも、今でも、
わくわくやりたくなってくる。


じわじわっと読書「ねじまき鳥・・・」
「僕」の頬に青黒いあざができるところ、
これは、自分の中の、意志とは無関係に暴走してしまう「激しい暴力性、怒り」を
書いているんじゃないかと思った。
間宮中尉がみた、あの「皮膚」の下に赤々とあるもの、
一皮剥いたところにあるもの、
笠原めいが言った「わたしたちはよそから来た・・」というもの、
クミコの言ったクラゲの世界が表す、一面しか見られない人間としての自分、
自分の中に突如あらわれるどうにも抗いがたい暴風みたいなもの、
そんなものがぐるぐると巻きつきながら、何かを表していると思った。
井戸にいたときに「僕」がしたことは
クミコと、クミコの本当の世界と、壁をくぐりぬけて分かり合おうとすることだったんじゃないかなあ。
まだ「2巻」なかばだ。