はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

🌲ちょっと楽しい雨宿り☔️

雨上がりの今朝、枝垂れエゴの木に首を突っ込んだら、たくさんの蜂がぶぅんぶんと喜んで飛び回っていて、エゴの花はこの世を謳歌していた!

車にぎちぎちに積み込んで、この家にやってきたのに、大きくなって^_^

 

昨日ちょっとおもしろいことがあった。

午後、久しぶりに2人で"買い物ついで散歩"に出たんだよ。歩いて10分くらいのショッピングモールへ。

いい天気だけど、夏のようなとてもでっかい入道雲があっちやこっちにモコモコ盛り上がっていた。

買い物荷物を2人で提げて店を出たとき、空が怪しくなっていた。青空と、入道雲と、静かに空半分に覆い被さってくる暗い雲。

"雨ふるかもね⁈"

私が気に入っている歩行者道(桜やモクレン、アラカシなど大小の木々が両側にならんでいる)を歩いているとポツポツからしゃあしゃあとだんだん雨が強く降り始めた。

家に帰り着くまでにはびしょびしょになりそう💦

坂が緩やかに上りになりそうな所で、大きなカシの木の根元へ雨宿りに飛び込んだ。

パシパシと雨の降る中を、4、5人の高校生が、私たちの前を、グイグイ自転車をこいで上っていく。

木立の影で雨宿りしてる私たちをちらっと見て、にっこりし、降りしきる雨に「わぁ、最悪やー!」と声を上げて苦笑しながら通っていった。

 

しばらくして、モスグリーンの上着を着た若者が1人、私たちのいる木立の陰に入ってきた。彼は、私たちに笑顔でこっくりとお辞儀した。

雨宿り仲間^_^❣️

なかなか雨は止まなかった。それどころか、どしゃ降りになってきて、カシの葉葉は受け止めきれなくなって、ポトンポトンと大粒のしずくを私たちに垂らしはじめた。オットクンも私もハンカチを出して、頭や体を拭いはじめ、かなり衣服も濡れてきてしまった。

"長いですね"

若者が話しかけてきた。

オットクンが、

"ほら、向こうが明るくなってきた。もうすぐ止むよ"

私が、"後どれくらい?"と聞くと、

"2、3分"

それよりも少し長かったが、しばらくして雨足は弱くなり、私たちはカシの木の根元から出た。若者も出た。

雨はすっかりあがり、青空が見える。歩行者通に、分かれ道があって、彼はその道の方へ曲がるとき、私たちににっこり微笑んで、優しい会釈を送った!

私は彼の背中に

"さようなら❣️"

と声をかけると、彼は振り返って

"さようなら❣️"

大きな声を返した。

 

なんだかほっこり愉しくなった。