寒暖差こたえるねぇ。
今朝、おっ晴れたわぁと思ったら、
えっ、雨なの〜、風が冷たーい!
晴れ間に庭に出たら、ミニ水仙が次々元気に花を開いてきてる。
これから咲くよ〜、待っててね〜♪
と聴こえた(^。^)
今作り中の紙芝居のストーリーを想っている時、
20年ほど前の作業所での出来事を思い出す。
忘れられない「言葉!」をもらったんだ。
今も心で響いている。
私はその作業所に通所してる人のお昼ご飯を作りに、しばらくの間手伝いに行ってた。
確かハンセン病国賠訴訟があった頃かなあ。
岡山の光明園から、中山さんが作業所に来られていて、一緒にお昼ごはんを食べられるということになって。
料理なんて大の苦手の私が、作業所の人に頼まれ、なんとか料理本を見ながらやっとの思いで、1人300円あたりのご飯を作る、もうそれだけで精いっぱいだったんだ。
私はコープの簡単料理の本を見て「さんまの揚げ煮」を作った。自信なし、だってはじめて作った料理なんだよ。美味しかったのかなあ?
私が中山さんにお茶を入れる時だったかなあ、中山さんが、見えない目で、私に向けて
「マリア様みたいやなあ」
と、一言言われた。
私は泣きだしそうになった。
・・・中山さんはハンセン病で若いぴちぴちした頃から施設に閉じ込められ、偏見に晒され、それでもなお、文学に生きる大きな励みと意義を見いだされて仲間の人と一緒に研鑽を積み重ねてこられた。
素晴らしいエッセイ・詩・川柳を遺されている。
「足と手と 目までを借りて命とは」
こんな彼の句が頭に浮かぶ・・・
車いす青年ラブギラスくんは、私のやっとこさの料理を
「萌さんの愛情を感じる」
と、ある時言ってくれた。
私はこの二人の言葉を胸に抱いてるんだよ。
でも、料理なんて、ちっとも上達しな〜〜い(*´◒`*)
ラブギラスくんの出てくる紙芝居、下絵17枚描けたあ!
本番用の用紙買わなくちゃ^_^