久しぶりに逆瀬川の息子の家に行った。
小一の終業式を終えたばかりのＹちゃんが玄関に待ち構えていて、
私に見せてくれたのが、
右の写真のものたち。
めがねをかけたロボット？と、
ヘンテコな形をした黒いものと、
どこかがピカッとひかる石。
ヘンテコな三角っぽい形を、昔子どもの私は
ちゃぁ〜んと知っていた。
これはヒシでしょ！？
だって、昔、近くの友だち“寿男ちゃん”とこの池にいっぱいあった。
Ｙちゃんに、これがすごく魅力的な形に見えたらしい。
こんな迎え方をしてくれると、たちまち子どもの世界にひきずりこまれてしまう。
“友だちが来たぞ”っていう感覚で、Ｙちゃんと私は
レゴ遊びに没頭して、二人でいろんなものがあるおもしろい家をつくった。
（む、む、いやおうなしに引きずりこまれ・・というか）
出来上がって行くへんてこなアヒル顔のしっぽつきロボットや、
毛糸にぶらさがるけったいな紙箱ロープウェイや、
高〜い木に上って行く長い長い不安定階段やらに、
私はまた、涙が出るほど笑ってしまった。
愉快な時間は、あっという間。
足元にくっついているＹちゃんを引きはがしながら
Ｙちゃんの家を出た。
疲れてはいるけれど、どこか満足で、自分の取り戻したいものを少し掴んで、帰りの車の中にいた。
