そのうなり節で渋すぎる声を上げているのは猫レオだ^_^
ご主人であるオットクンが好きでたまらないレオは、彼の声、物音が部屋の外から漏れ聞こえてきたり、また彼が部屋から出て行ってしまったりすると、すごい演歌調のまるで都はるみ級のドスの効いたうなり声を絞り出すようにあげる。
はじめは恋しそうに可愛い声でにゃぁぁ〜と鳴き出すのだけど、それに返答がかなわないとなると、ひと呼吸置いて、下から顎をしゃくりあげ、そのギイヤオオオ〜！というおじさん声を響かせ始めるんだ。(昔、春の戸外で聞いた猫集団の野生の声そのまま)
隣に迷惑だとこちらもなんとかやめさせようといろいろやっている。おもちゃを出して遊びに誘うとか、一緒に声を出してびっくりさせるとか。
そのレオの都はるみ級うなり声を思うだけで、私もオットクンも笑い出してしまってたいへんなことになる。この前いつものパン屋さんのイートインで二人でコーヒーを飲みくつろいでいる時、猫の話題でその声を思い出してしまって、私の笑いが止まらなくなった。オットクンも必死で笑いをこらえているのが余計可笑しい。
これが運転中ならかなり危ないよねとまた二人は笑い出す。
ただの猫の唸り声になんてことだ！
しかし、本当に可笑しいんです。
猫レオが来てから明日で三カ月になる。平和と混乱の両方をもたらすへんな同居人？
