はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

夜中の汽笛・・・

朝から玄関前の小さな細長の畑をはぁはぁとスコップで耕し、

たくさんの吊るし柿を、ビニール手袋をした手でひとつひとつもみもみ^_^

庭に散り敷く山法師の落ち葉を掃き集め、溝の落ち葉

もとり除く。

よく働くね!

私とは思えない👀(^-^)

 

10月始めに、思いがけずオットクンが脚に怪我をし、入院・手術、それに続くリハビリの日々。

今はやっと落ち着き、家でぼちぼちとマイペースなリハビリをしている。

こんなことが起きるなど

オットクン本人もびっくりしただろうけど

のんびり暮らしの私も、いきなり車のない(運転しない)一人暮らし(猫はいるものの)の生活に放り込まれ

とほうにくれた。

手術前後はもう心身ともに限界だと、自覚せずにおれなかった。

 

猫レオは異変に気付きにゃあにゃあ鳴いて、ドアに掻きつき、いつものオットクンの部屋に行きたがる。

私はレオを彼の部屋の定位置に行かせ

隙間の床にあり合わせの肩掛けなどをしいて

ゴロンと横になった。

 

何も私を深い闇の中からつれださなかった。

すがるように、ユーチューブで、高橋一生さんの朗読を聴いていた。

「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」

これが沁みた!

私は涙ぐんでしまった。

なんだろう、この安らぎ!

私はこころからの安堵を覚え、物語の世界に包まれた。

あれが、私の心の分岐点になった!