はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

本を読む

早朝、じっとしていた虫さん

兄が歴史小説を紹介してくれた。“小説山田大助”
わたしは苦手なジャンルの本だけど、とりあげている題材に興味がわいた。4センチほどの分厚さである。
読んでみたくなったのはわたしのふるさとの田舎もその歴史小説の舞台の一部として登場するからというのが大きい。
江戸時代天保能勢騒動と呼ばれることが起きている。
その首謀者であった山田大助のことを、いろいろな資料をもとに、
なぜこのような騒動をおこしたのかを検証し推考し、こういうふうではなかったろうかと小説という形を借りて解きほぐして行った、そんな力作だ。
作者は、山田大助が活躍した地域にかかわりのあるもと校長先生。
大塩平八郎に心を寄せていたらしい大助の生き様を追っかけて行く。おもしろい。大助たち一揆衆がわたしたちの田舎の家周辺の農民をも巻き込みとおりすぎて、最後三田の奥の寺で追ってに討ち果たされ、最期を遂げる・・・
幕末期の人々の凄い行動に興味津々だ。
(それにしても本を読むのに苦労するよ。首を傾けると背中や後頭部がぎしぎしおかしくなっちゃう〜)
夕食作り、背中まわりが具合悪くなって来て、オットクンが助っ人に!上手に天ぷらを揚げてくれた。さっき収穫した一本の長ナス、これが一番おいしかったよ!


<写真・・・なすの葉っぱにキリギリスの幼虫?!>
朝早く起きて庭に出たら、こうしてじっとしている翅の短いキリギリスらしい幼虫に出会ったよ。
びっくり!脱皮したばかりだったのかな。