「アンダーグラウンド」の分厚い本を読み終えた。
地下鉄サリン事件の被害者の方（６２人へ）のインタビューを本にしたもの。
ずっと前に半分くらい読んでいたのを、今回すみずみまで全部読んだ。
ずっとひきつけられて、何日も休みなくいつのまにかずっと読み続けていた。
たくさんの人の肉声がそれぞれ絡まりあうようにして響き合って、
どっしりと分厚い確かな読後感。
最後の春樹さんの文章からもしっかり受け取ったものがある。
人はみんな自分自身の「物語」を持って生きている。
ほかの誰かの「物語」を生きてしまっていて、いつのまにかとんでもないどこかにつっこんで行ってしまうなんていうことにならないように。
自分のあらゆる体験や知識、感覚や感情などを全部使って、
自前の「宇宙との交信装置（＾−＾）」で、自分自身の「物語」を、生きていくっていうこと・・
わあ、春めいてきたって喜んでいると
今朝、また霜柱がたっていて、庭のものたちがびっくりしている。
せっかくきのう張り切って一番に咲き始めた２つの黄色いクロッカス、
今朝見ると、あれれ、花弁が半分以下にちぎられている。
これはうちにしょっちゅうやってくるヒヨドリの仕業(｀´）にちがいない。
いたずらし放題、糞を落とし放題のヒヨドリ夫婦は
クロガネモチの赤い実をほぼ全部食べつくしたら、
今度は地面近くに下りて、あちこちある万両の赤い実をきれいに全部つっつき、
オットクンが大事にしていた黄色の千両の実までも残らず食べちゃったらしい。
去年はこんなことなかったのになとオットクンがこぼす。
ところどころ葉っぱがたべられている赤ちゃんほうれん草には網をかぶせた。
この季節の変わり目は、
鳥たちも食べ物探しがたいへんなんだろうけどね。
