はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

わくわく芽吹き

庭の醸す雰囲気が昨日の雨の後、ちょっと変わってきた。
ほうれんそうの小さな緑の本葉たちがきゅっと顔をあげてうれしそうにしているし、
クロッカスは「今に咲くから♪」とイソギンチャクみたいな葉っぱをぱっと持ち上げている。
あっちやらこっちやらにヒヤシンスが、チューリップが、ニョコッと顔を出しているし。
クリスマスローズの株たちからも、ぷっくりしたキキョウのつぼみのような花芽が
それぞれ白いのやピンクのやを用意していそいそ出てきた。
これからうれしい日々だ。
ゆっくりゆっくり春を待って、少しずつ少しずつ変わっていく。
わたしはこの季節が大好きだ。


今日は図書館で、メンバーの人と二人で幼い子らへの絵本の読み聞かせ。
8人の子どもたち(1・2・3才くらいの)は、読んでいる最中に絵本を指差しに来たり、
わたしの読む声に続いて自分も声を繰り返して出してきたり(^v^)、
かわいくてたまらない。
ひとりの赤ちゃんはみんなの真ん前に陣取って、
読み聞かせとは独立して(^−^)、一冊の本をめくってめくって楽しんでいるし。
2才くらいの女の子はわたしのメガネケースを開けたり閉めたり、
メガネ拭きの布を出したり入れたり、
なんとなごやかなごちゃまぜの読み聞かせだこと。
それでもちゃんとみんなおかあさんといっしょに聞いてくれて見てくれて、
終わってからわたしの読んだ絵本「きょうりゅうきょうりゅう」と
「こねこのおんぶ」の本を
それぞれ二人の子がさっと取りに来て、借りて帰ってくれた。
図書館の駐車場を出るとき、
「きょうりゅうきょうりゅう」の本を選んで借りてくれた男の子が
わたしに気づいて、おかあさんといっしょにバイバイをしてくれた。
うれしいよ。


午後は読み聞かせグループの例会で、
コールデコット」さんについての発表をした。
ちょっと気負いすぎて、
あまりうまくメンバーの人たちに伝えることができなかったかもしれない。
でもコールデコットさんをいろいろ調べてみて、
絵本の源流のような世界を少しでも垣間見ることができて、
本当によかったと思っている。