はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

くすくすとお母さんたちが笑う

秋茄子だあ♪つやつや

図書館で、幼い子たちに読み聞かせをする日だった。
時間が来るとちっちゃい子たちがお母さんに連れられて次々と集まってきてくれる。あら、今日は1・2才くらいの子たちばかりかな?と思っていると、久しぶりに4才くらいの顔見知りのRくんがお母さんとやってきた。Rくんは一番前の真ん中にやってきて、にこにこと待っている。
足を前に投げ出してわたしの膝にRくんの両足をくっつけて、「くっついた」と言って笑っていた。

何冊か赤ちゃん絵本を読んだあと、今日はよく聞いてくれているからちょっとむずかしいのもいいかなあと
「ペンギンさん」(ポリー・ダンバー作)を読むことにした。
ちっともしゃべってくれなかったペンギンさんが最後におもいっきりペンギン語?!(大きなふきだしにイラストいっぱいのセリフ)をしゃべりまくるところがあって、わたしはどう読んだらいいかわからなくって(^^)、口の中でむしゃくちゃこちょこしょと空気だけ出入りさせてこまっていると、後ろの方でお母さんたちがくすくすと笑い出した。なんだかとってもゆかいだった。
そして気づいたというか、わかったのは、この本は大人がすごく楽しむ本じゃないのかなあ?ということ。
この本にでてくる子ども(ベンちゃん)のようにペンギンさんがしゃべってくれない〜とキイキイと困ったり怒り出したりは、本来子どもはしないんじゃないかなあ〜ということ。プレゼントの箱から出てきたペンギンさんとでも、子どもはいっぱいしゃべりあうと思うからね。
でも理屈っぽいこんなこと言ってても、この絵本はとても楽しかったよ。

午後図書館でポリー・ダンバーさんの絵本をた〜くさん借りてきた。次回、読み聞かせグループのメンバーさんたちに発表するためだ。