はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

真夏の午後に

nojimoe2012-08-02

お昼を過ぎると、暑さはぐんぐん度をまして、どの部屋に行っても涼しく過ごせるところはなくなってくる。それでも他より少しは風が通る和室に寝そべって、首に保冷作用のあるネクタイみたいなタオルをまいて、本を読んでいたけど、いつのまにか寝入っていたようだ・・・


・・・こんにちは〜と和室のすぐ横から小学生くらいの子どもたちがどやどやと三人、畳にあがってきた。
せんせい〜!こんにちは〜!おぼえていますかあ〜と言うので、見てみると
どうも昔担任したことのある子たちのようだ。
ああ、コニシくんだよねえ!君が前にくれた“こけし”家に飾ってるよ、どこだったかな、ほら。
あ、もうひとりはコハラくん、コハラキミオくんだよね。
あれ?もう一人の女の子は見おぼえがあるけど名前が出てこない。
ねえ、誰と一緒のクラスだった?
名前だれだっけ?
「トキツです」とその子が言う。
「トキツ、トキツくんて、たしか男の子だったなあ!おかしいな?何小学校だった?」
オットクンが部屋に来たので
「ねえ、この子たちに何か冷たいもの食べさせてあげたいけど、裏の店に行って、アイスかなんか買ってこなくちゃあ?えーっとオレンジジュースまだあったかな?」
といってるそばからも、
子どもたちがいろいろなことを話して笑いかけたりしてくる。
わたしもすっかり楽しくなってしまって。
すると、コハラくんが
「先生、ぼくこまったことあるんですよ〜」と心配そうな顔をする。
コハラくん、何があったのかな?
それにしてもこの女の子が思い出せない、トキツじゃなくて、なんて言う名前だったかなあ〜?と考え続けている・・・


・・・ふと目が覚めた。ああ、昼寝をしてしまってたんだなと気づいた。
そして、おもしろい夢を見ていたんだ。
ダイニングにいるオットクンに、
「ねえ、すごいおもしろい夢をみたよう〜♪
子どもたちが出てきたよう」
そうだよね!あの子たちは今も子どもでいるはずがないしね(^v^)。


めったに夢なんてみないのに、
なぜ、短いひるねにこんなおもしろい夢をみたんだろー?
そこではっと思いついた。
きのう、図書館に絵本の読み聞かせに行ったとき、
最後まで熱心に聞いてくれた二年生の男の子
(二年生にしてはとてもせが高くて、でも顔の表情がまだまだ伸びしろのあるような未知な魅力がほかほかとただよってる男の子で♪)
がいて。
その子と最後は一対一で絵本を読んで聴いてもらったんだ。
そしてたくさん話をした。
その子のたたずまいがすごくわたしの気持ちをゆさぶったらしくて、
帰ってからもオットクンに
「かわいい子にであったよ、よく絵本を聴いてくれたよ!」
とめずらしく弾んで報告したんだった。
きっと、その余波が夢になったんだなあと思った。