台所の網戸越しに、ちらちら動くものが見えて
鳥がいるのかなと初めは思ったよ。コブシの葉によく小鳥がやってくるから。
でもよく見ると
葉っぱだ。
空中で風に吹かれてクルクル回ってる。
車が通り過ぎても
そよ風でも
すごい風が吹き荒れても、
ずうっと、今日もくるくるひらひら、くるり。
もう二週間くらいそこにいて、
私は毎日感心する。
クモの糸って 強いなあ!
数年前に出会ったアフリカの民話絵本
"アナンシと6ぴきのむすこ"を
思いだしたよ。
西アフリカでは
クモは神様🕷
くっきりした鮮やか色の魅力的な絵本に
私は夢中になった。
あっ
と思いだして、何年か前に書いた
紙芝居(人形劇?)の脚本を探し出したら
でてきた!脚本で終わったけど。
"モエばあちゃん、ともだちに会いに行く"
というお話^_^
クモの糸を使って、亡くなったともだちの手袋を作り、つかの間ともだちに会うのだけど、片方しかなくて。
ふうう、こんなの書いてたのか。
ほおおーーと、感慨。
台所に立つたびに、窓を開けて
葉っぱが風をまとって踊るのを見るよ。