古い友だちから電話があって、久しぶりにカフェでおしゃべりをした。気がつくと、なんと午後２時から５時まで３時間も話し続けていた。彼女は義父と義母を自宅で介護するという、とてもハードな日々を過ごしている。その上義妹の世話まで頼まれそうになり、体調がガタガタと崩れはじめた。まわりの人は、たくましくおおらかな抱擁力あふれる彼女に、精神的にもたれ、彼女がなんとかしてくれるだろうと考えてしまうんだ。私が一番心に響いた彼女の言葉は、
「私を守るのは、私しかいない。だからきっぱりと、これ以上のことは出来ませんと言ったんよ」
そうだよ！守らなきゃね。
優しい彼女はじぶんでそういいながらも、それでよかったのかどうかと、迷いを振り切れていない。
自分の危機に気付き、自分をしっかり守るってことがどんなに大切なことか、気付かされる。
友だちと本音の部分でたがいに話し聞きすることがありがたい。
月曜日は宝塚の友だち夫婦のおうちで読書会。
遠藤周作さんの「私が、棄てた、女」いろいろな意見が出て、
おどろいたり、また共感したり、濃い時間をすごした。
率直な意見交換ができてありがたい時間。
考えさせられる。
