はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

本を読んでいたら

nojimoe2016-03-07

もうあったかくなると思っていたら、午前中は曇りがちな空模様で、意外な寒さに体がついていけなかった。微妙に体調がわるい。
暖房するほどじゃないし、ふとんにもぐりこんで本を読んで過ごした。
「昨夜のカレー、明日のパン」
読んでいると、唐突に涙がはらはらと流れてきた。えっ?なんで涙なんかと自分でも訳がわからない。何かが自分を揺すぶったんだろう。亡くなった一樹をめぐる回りの人たちのようすを読んでいた時だった。一人の人にそれぞれ個別につながっている幾人かの人たちが、真ん中にいる人が亡くなったとき、亡くなった人を介して、奇妙に深くつながりあっていく。亡くなった人の知らない側面がそれぞれの人のこころに立ち現れていって・・そんな話。
理屈じゃなくて、ふうんって感じで読んでいたらしく、自分で全く気づかないところでど〜んと直に感覚にひびいてきたのかなあ?
午後は天気が良くなり、私も元気になった。
ミニ水仙がほろほろと咲き出し、大盃水仙も二つ開いた。
下向いてたクリスマスローズが少しずつ顔を上げて来て
すっかり春の庭だよ♪


〈写真・・・クリスマスローズ咲きそろってきた〉