はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

赤ちゃんで熱くなっちゃう(#^.^#)

朝、冷え込んでいて起きた時からなんだか具合が悪くなりそうな気配。
でも今日は午後予定が入ってるから、元気を出して早めに昼食用の「お好み焼」を作り、昼前にそれを急いで食べオットクンにセンターまで送ってもらった。
赤ちゃんの九ヶ月健診の機会に、
その赤ちゃんたちと若いお母さんたちに、絵本との楽しい出会いを紹介して、
読み聞かせ体験をしてもらう「ブックスタート」という企画に参加させてもらっているのだ。
赤ちゃんたちの、一人一人それぞれ違う表情やしぐさ、動きや声にすっかり魅了されて、
わたしはニコニコと絵本を読み、一緒に楽しみ、
終わった時は身体もこころもほこほことあったかくなっていた。


もうひとつ、一人の若いお母さんとの出会いもこころを熱くした。
はじめ表情の硬かったその人は、丸々と太った手足を洋服からニョキと出したたくましそうな女の赤ちゃんを連れておられた。
読み聞かせにはちらっと横見をして、絵本をかじり絵本の上をはいずり回るちょっとがんこそうな大きな目をぐるりと見張る魅力的な赤ちゃんをそのお母さんはじっと見ておられて、こちらがいろいろ話しかけても少ない言葉しか発せられなかった。
何か思うところがあるのだろうと思って、いっしょにあかちゃんの様子を目で追っていろいろ話しかけていると、
「前、絵本の読み聞かせをやっていたんです」と、
そのおかあさんがボソッとつぶやくように言われた。
それから、少しずついろんなことを話してくださって、
その方のまわりのいろいろなことがぼうっと見えてきて、
いつの間にか、あれっ?こんなに表情の豊かな方だったんだと驚いてしまった。
一人のお母さんに見かけからは絶対に想像のつかない色々な歴史があるんだなあ・・・。
話しているうちにわたしはその人がなんとなく好きになっていた。
見かけって、第一印象って、ほんとまったくあてにならないなあと思った。


夕方の英語サークルで、レッスンが終わっての帰り際に、
通称ジャックさんが新聞の切り抜きをそっとわたしに渡してくれた。
来日して大学で講演したジェイ・ルービンさん(春樹さんの本の英訳で知られている)の記事だった。英訳するルービンさんの熱い気持ちが伝わってきてとてもうれしくなった。
ジャックさん、ほんとうにありがとう!


なんだかあったかいもの、熱いものがこころにじわっとやってくるいい日だった。