はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

今日ももみじに

nojimoe2013-11-15

お買い物に行くのに、きょうももみじに惹かれて、てくてく遠回りをして自然公園のほうへ歩いていった。
朝方の雨のせいか、すっきり晴れ上がった夕方に見たもみじたちは、昨日より数段美しく見えた。山に沿った崖のようなところや、奥まった所など、ハッとさせられるような鮮やかさに何度も足を止めて魅入ってしまった。そうかまだまだこれからだったんだ。また何度も来ようって思って、とてもうれしかった。
自然公園の外れのあたりに、子どもたちの遊具が集まっている場所がある。長い長い三つの滑り台や、ぶらさがってあそべるロープでできた塔、そしてカラフルな仕切りに囲まれた迷路などがある。
そこで小学校四年〜六年生くらいの男の子4人が歓声を上げながら仕切りを超えたりおっかけっこをしたりして遊んでいた。こんな解放感にあふれた子どもたちの声を耳にするのはちょっとひさしぶりだ。
放課後、小学校の運動場近くを通りかかったりするといつも数人の大人たちに監督され見守られ、同じユニホームを着た数十人の子どもたちが野球かサッカーをしている光景ばかりだもの。
たくさんの子どもたちが野山をかけまわっていたわたしの子ども時代とはちがうんだ。わかってはいるけれども、自由な子どもの遊びほうける姿を見かけるとうれしくなる。
コープ近くの陸橋まで来ると、眼下の幹線道路沿いに並んだ銀杏が黄色くみごとに色づいて、家々の向こうに六甲の山が見えた。空には大きなお月さまが登りながらだんだん輝きをましてくる。空はすっきりと晴れて水色。
こんな景色を見ていると自分も澄みきった気持ちで生きていきたいなあととても素直に思える。