はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

大きな時間の流れの中でものをみる

いつのまにか真っ赤

この前、駅前の本屋さんで二つの本立ち読みして、おもしろそうだなと買ってきた。
「はじめたばかりの浄土真宗」(内田樹釈徹宗)はだいたい読んだ。
もうひとつ「日本の歴史をよみなおす」(網野義彦)はこれから読む。
内田さんの本にはとても共感を覚える。前に「最後の親鸞」の本(吉本隆明さん)に悪戦苦闘したから浄土真宗に興味があったし。ううむ、なんか宗教って感じでなくて宗教的なことを普通の言葉を使って対談したり、書簡の形で書いてあるからすごくおもしろく興味津津。


網野義彦さんには彼の人間的な魅力にぐいぐい惹きつけられる。前に日本の歴史の0巻を読んで歴史に対してこれまでよりもなまなましく感じられ、なぜかこんな後世に生きている自分にとってもどこか身近なものに変わっていって不思議な体験だった。
この本もゆっくり読みこんでいきたい。

「かいさん」後のことも
大きな時間の流れの中で自分はどうしたらいいのか、
自分の日々のふつうの暮らしをどんなふうに送って行ったらいいのか
おおきな見方がえられそうだ。


この出会った本たちは、わたしの何かにしんけんに話しかけているから、
ちゃんと受け止めて行きたいんだ。