はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

運動会、幼稚園の小さな庭で

さあ!運動会始まるよ♪

ちいちゃい子の運動会があるから来てという息子らのお誘いで、
両方のじじばばが4人集まって、近くの小さな幼稚園に朝早くから歩いて出かけた。
年少のまだおむつと仲良くしていたいような子が、初めての運動会をどんなふうに体験するんだろう。
確かに小さな小さな園庭の周りは若い父母や幼い兄弟、じいちゃんばあちゃんにぐるりと取り囲まれ、わくわくした運動会そのままなんだけど、
園庭の様子も、先生の放送も挨拶も、小学校(小学校教師をしてたから)とちがって、
どこかのんびりと脱力した、まるでだれかのおおきなふところに入って何の心配もなくおもしろい遊びをみんなで駆け回って楽しんでいるような雰囲気だ。
かけっこ!3人の小さな子がこっちに一直線に駆けてくる。ゴールにはふくふくとした身体と顔をした先生が子どもたちをどおおんと身体ごと抱きとめていく。おもしろいゴール、これなら走りたくなっちゃうね。
ダンス!赤いビニールのひらひらマントをきて歌いながらピョンピョン跳んだり回ったり、両手を大きく泳がせたり。家でも練習三昧だったというから自信あふれる出来だったね。
週に2度指導に来ているという唯一男の若い先生が、体操を教えているんだって。そのサーキットの運動は、ちょこちょこ紐の左右へ両足跳びやマットででんぐり返し、跳び箱のぼり、ジャンプ跳び下りでタンバリンをシャン!と鳴らす。へええ、ちいちゃいのにやるね。


年長組の組み立て体操でへええ、ふうんとみとれて運動会はお開き。
おもしろいねえ!強制も禁止も罵声もかんじられず、ほのぼのとした大きなファミリー運動会!そんな感じだったな。


日光を浴びて、半日たちっぱなしで、疲れをしらないハイテンションのちいちゃい子と午後たくさん遊んで、親戚同士いっぱいおしゃべりして、
次の日はぐったりとしている。