はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

条件がそろうと出てくるもの

離れられない場所!

気のおけない仲間といっしょに
ふるさとの野路を歩く。
今日はピクニック。
村の真ん中、杉木立に囲まれる神社では村の人が十数人、落ち葉や枯れ枝を焼いたり、ほうきで掃いたりしている。
そうか、神社は明日が秋祭り。
だんじりや布団太鼓ややぐら太鼓が気持ちよく境内で暴れることができるように、こうしてきれいにしてくれているんだ。

土手のミゾソバの花やつゆ草、名前も知らない野草たちにこころときめかせながら
幾匹もカエルやイナゴが飛んで逃げる草の道を歩く。


このみごとなコスモスのゆれる土手は、
わたしたちの仲間Oさんの家の静かなウエルカム。
コスモスは、Oさんの家のまわり、庭の中、ところせましと咲き広がって
こんにちは!こんにちは!
とわたしたちを静かに迎えてくれる。


ふるさとの野山の中にいると、
自分の中にあったものが
遠慮なしにどんどんでてくるなあ。
少し小高い所にあるお堂の庭で敷物を広げみんなでお弁当を食べた後、
わたしたちはもう、
日常にくたびれた大人じゃなかったよ。
ブランコ、ボール投げ、レジ袋バレーボール!?
くちびるから湧いて出てくる懐かしい歌うた・・・!
あれ?まだ自分はこんなにも湧き出てくるものを奥の方にちゃあんと
しまっていたのか、そうだよ。そういうこと!
勝手に出てきたやる気みたいなものが、
今もわたしの中にある。