だいたい料理って苦手だ。
家にあるものなんかで、ちゃちゃちゃと創意工夫して、おいしい料理をスパッと作れる人に出会うと尊敬し、気後れしてしまう。
なんてすごいんだ、この人は。
わたしは到底そんなことはできないと。
わたしは苦手意識にいじられながら、
明日のお弁当を作る。
明日は仲間５人でピクニックなんだ。
仲間の顔を想うと、
「うむ、何か作ろうか」と
こころが動く。
「出力が大事だよ」
「やれば自分だってきっとできるよ」
ってわたしがわたしに言う。
「そうだよ、できるよ」
とわたしに答えて、
いろいろＰＣや溜めている料理メモを見る。
だいたいメモがないと全然思いつかない。
うむ、これなら簡単、できそうと目星をつけて、
夕食後もそもそと作りだした。
ラジオを聞きながら
きんぴら、マカロニサラダ、たこさんウインナ、りんごケーキ
これだけできたら、わたしにしては上出来とほめる。
明日の朝、フライドチキンとおにぎりと作って、フルーツ切って、
間に合うように出かけよう。
