はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

「笑い」

月一度の読書会、今月はわたしがチューターで課題本は「最後の親鸞」。
難しい本だけど、読書会はなかなか盛り上がりおもしろかった。
読書会では文章も書いて合評し合い何回か同人誌を出している。
次回のテーマは「笑い」だということで、笑いについてワイワイみんなで話していた。
「夫婦喧嘩をして、どちらも頑固だからなかなか収まらないけど、最後はなんだかおかしくなってきて、笑い出してしまって、終わるよ」
とわたしが言うと、Oさんが
「それを文にかけばいいやん」
と言った。なるほど。

あけて今日、昼食は中庭で鉄板焼き肉をすると二人で決めていた。
(理由は使いかけの焼き肉のタレを早く使い切らないといけないということ)
めったに外でやらないし、今回客人なく二人きりでやることになっていた。
天気もいい。
うまい肉を手に入れなくっちゃあと農協パスカルへお買いもの。
そこで、オットクンの態度のちょっとしたことにムカっときてしまったわたし。
ブスッとしたまま家に帰った。
ちゃちゃちゃと野菜を用意して、
オットクンはキャンプ用の机やいすを出してきて、
鉄板を用意、
居間では陽水さんのコンサートのビデオまで準備している。
ちょっとわたしの不機嫌も平たくなってくる。
準備万端整って、さあ食べようとすると、
オットクンがカメラを出してきた。
「記念に撮っておこ」
ニコと笑って互いにカメラに納まるが、
わたしがオットクンを写した映像に対し、
「写りが暗い」とかなんとかまたオットクンがごちゃごちゃ言いだす。
もおおっ( 一一)と思いつつも
さあ、いただきま〜す!
とジイジイいいにおいをさせてお肉を焼き始めると、
おおお、なんと雨が降ってきた!
それにもかかわらず、うまいなあとむしゃむしゃ食べていたが、
身体は半分ほどぬれてくる、
途中で机を移動をしなけりゃあならない、
しまいにはじゃんじゃんぶりになってきてしまった。
わたしはもう我慢できなくて、
ゲラゲラガハガハ笑い出してしまった!
「笑い」もここまでくると本ものだよ。
しばらく鉄板焼きは休止。
びっちゃびちゃのテーブルは器用に雨をたくさん溜めこむし、
コップにはお茶より先に、雨が入っている。
もう、笑うしかない。
しばらくして小振りになって、
もう一度、雨を浴びた椅子でお尻を半分濡らしながら
いただきま〜す!
二人でおいしいねえ、おいしいねえと
鉄板焼きを楽しんだのだ。
「笑い」って所詮、こういうものか。