はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

同じ作家の本を読んでいる

雨の翌日

絵本の読み聞かせグループのメンバーで、
わたしがオールズバーグさんの絵本(村上訳)について発表した時、
「わたし春樹さん好きなんですよ」
と言ってた人がいた。
その人と、図書館での読み聞かせ活動の後、
近くのパン屋さんに併設されている喫茶でお昼をいっしょにしながら、
春樹さんの本について話した。
「このグループで、春樹さんを読んでいる人は今まで誰もいませんでしたよ」
と彼女は言う。
化粧っ気のない知的な感じのするさわやかな印象の人だ。
本の話や、夏山の話、いろいろ話しておもしろい時間がすぐに過ぎていった。
その人は春樹さんの記事の載ったずいぶん前の雑誌「新潮」(今では手に入らない)を
カバンから出してきて、
「これ、前に話していたものです」
と貸してくれた。

“メイキング・オブ・「ねじまき鳥クロニクル」”