前日にワウワウの無料放送で、映画「ゴッドファーザー」の一と二を長時間観ておもしろさにたまげて睡眠不足だ。
この映画監督の手腕はすごいね！三も観たかったけど、徹夜になっちゃうから断念した。またいつか観たいよ。
さて今日は田舎の庭木や生垣の剪定の日、オットクンが兄の手伝いに行くので、ごまめのわたしも昼弁当をよっこらしょと作って、剪定ゴミの片づけ役として、大好きなふるさとの田舎に出向いた。
シオン、コスモス、ヒャクニチソウ、ケイトウ、センニチコウ、オミナエシ、木犀などお義姉さんの畑の脇は素朴な愛らしい花々がさりげなく咲き乱れている。
バべガシの生垣をきれいに剪定してくれるオットクンを追いかけるようにゴミを大きな布ふくろに突っ込んでいく。たまにやる田舎でのこんな作業は実は楽しくってたまらない。
ぎゃっとおどろいたのはでっかいカマキリ殿にでくわしたからだ。枝の先に這わして持ち上げると、こちらに向かって視線をぴたりと定め、三角の顔を左右にひょいひょいとふりながら今にもあの鋭いカマでわたしに襲いかかろうと身構えている。その気迫はわたしにピリピリと伝わってきて、ちょっとどころか、サブイボがでるほど怖くてびびってしまった。
カマキリ殿！お主、やるなあ！と見ていたら、兄が
「カマキリ作ったらええやん」
と言うではないか。
「そうやなあ！」「作ってみたいわっ！」
とわたし。
人形劇にこんなでかいするどい三角頭のカマキリ殿が出てきたらおもしろいだろうなあと思って、
枝の先に這わせたまま、カマキリ殿をじっくりと観察してみた。
しかし、見るほどに怖いのである。
この恐ろしい殺気は・・・・！わたしを窺って視線をはずさない、しかもカマを構えていつでも飛びかからんばかり・・・汗・・・。
さすがのカマキリ殿、その迫力にイカれて、しびれてしまったのだった！
いったいこんな迫力を、人形にするなんて、かなり難しいと思うなっ！！
