霜がビッシリのキツい冷え込みの朝、早くつぼみを出しすぎた赤いアネモネが、地面に首を落として倒れこんでいた。
でも日中彼女は起き上がってくる。何度も。ほんとにすごいなぁ、植物って。
私は今日昼過ぎ急に体調が悪くなった。寒さに油断してたからか。外のミニ畑のビオラの花がらとりをしてたら、ふっと気分が悪くなり久しぶりに閃輝暗点の発作が始まった。チラチラして本も読めないし、しんどくて音楽も聴いていられない。
仕方ない、電気毛布で暖かくしたベッドにもぐりこんだ。
低体温だから寒さにやられたのかなあ。
三十分ほどで発作は治まった。気分の悪さが落ちつくまでしばらくそのままゆっくりしてたら体が暖かくなってきて、やっとひと息ついた。
アネモネの姉御のように、七転び八起きで行きたいものだ。
次回読書会の課題図書は、「ダーグ・ソールスター」というノルウェイの作家が書いた「Novel 11,Book 18」というちょっと風変わりな手触りの本だ。
なんだか奇妙な話の展開で、だけど変に惹きつけられて読まされてしまうといった感じなんだ。半分ほど読んだけど、これからいったいどうなっていくんだろう？
