はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

不思議ね

nojimoe2015-08-17

次号同人誌に出す私の原稿を、数人の仲間が合評してくれて、
それぞれの感想や意見をメールで送ってくれた。
ふむむ、そうか!?と、その率直な感じ方やアドバイスを受け取って、もう一度書き直そうとパソコンに向かった。

「赤い服」というエッセイのような童話のような話。
文章を書き直しているうちに、あれえ、私はこの文章で従姉のことを書きたかったのかなと思った。
「そうだ、従姉に手紙を書こう」
と思った。そして原稿にもその「ことば」を書いた。
午前中かかってやっと書き直しが出来上がり、
肩がこったな〜とベッドにゴロンとした時、
郵便物がポストにカチャと配達された音がして、
二階から覗くと、
玄関の階段を降りていく、配達員さんの姿が見えた。

びっくりした。
東京に住む従姉からの手紙だった。
「手紙を書こう」と原稿に書いたばかりの従姉から、
逆に手紙を受け取った。

昔、田舎の家で双子のように中学まで一緒に育った、
優しく控えめでしっかり者の従姉が、
何枚もの便箋の中で私に笑いかけていて、
私は涙をこぼした。

なんて不思議なことなんだろう!